唇の乾燥を治す 方法について 加齢で唇の荒れに悩む人へ
年齢を重ねるとともに、唇の荒れに悩む人は増えていきます。
特に、唇の乾燥は男女問わず、一年を通して起こるものです。この症状を治すにはどうすればよいのか説明していきます。
まず唇の構造上の特徴ですが、基本的には皮膚と同じ、重層扁平上皮という皮で覆われています。
しかし唇は皮膚よりも圧倒的に乾燥しやすいです。
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・加齢とともに乾燥しやすくなる唇
理由としては
- 皮膚と違い、皮脂を分泌する腺が存在しないため、表層の脂によるコーティングがされない
- 皮膚よりも薄いため、水分保持がされにくい
- 一番表層の角質層も薄いので、ダメージを受けやすい
などが挙げられます。
この特徴を理解した上で、それぞれへの対処をしていくことが、効率的な乾燥の治し方に繋がります。
・表面に膜を作る対策
まず
- ①唇は表層の脂によるコーティングがされない
- ②皮膚よりも薄いため、水分保持がされにくい
に対して、これは自分で脂でコーティングをすることが必要ということです。
表面に膜を作ることで、唇の水分が外に出ていくことを防ぎます。
市販のリップクリームを塗ることが一番簡単ですが、乾燥がひどい場合はワセリンを指で塗るのが効果的です。
リップクリームと比べると使い心地はあまりよくありませんが、それは脂の成分が多くすべりが良くないためです。
その分、保湿力は大変優れています。余計な成分が含まれていない分低刺激性であり、アレルギー症状も出にくいです。
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・唇は皮膚よりも刺激に弱いのいで紫外線にも注意が必要
「③角質層も薄いので、ダメージを受けやすい こと」にも関係しますが、唇は皮膚よりも刺激に弱く、外からの影響を受けやすい特徴があります。
口紅やグロス、ほかのリップクリームにはどうしても着色料などの成分が配合されることが多いので、そのようなもので唇が荒れたことがあるかたには特にワセリンかおすすめです。
また③角質層も薄いことに関して、紫外線の影響を受けやすくなるということも言えます。
日中はワセリンの上に紫外線を避ける成分の入ったリップクリームを付けると良いでしょう。